◆6月

2011/10/18

アジア三大テノールが奏でる がんばれ日本

今年もアジア三大テノールを有志で見に行きました。
今回は「東京オペラシティ」が会場で、行ったことがなかったのもあり、大変楽しみにしていました。駅直結(初台駅)である上に、同じビル内にレストランが数店あるので、直前まで大変ゆっくりすることができました。
会場までとはうって変わって、受付あたりは急に開けてビックリです
会場はホールにしては長方形と珍しく、天井がものすごく高く、木製の壁が大変素敵なところでした。パイプオルガンのスペースで演奏があったり、そこから歌ったりとホールの造りを利用した演出も楽しめました。

ホールの内装もとても雰囲気があり素敵でした
<テノール>
 福井 敬/日本 、許昌 シュー・チャン/中国 、河席培 ハ・ソクベ/韓国
<ソプラノ>
 木下美穂子/日本

団員それぞれ前回も来ているので、お気に入りがいる様子。声が通る人が人気でした。楽器として自分の身体をここまで上手に使えるものなんだな~と妙に感心していました。
また前回は参加されなかったソプラノの木下さんが、チラシより若くてきれいで素晴らしい声だと評判でした。
曲は前回と同様、おいしい所のつまみ喰い風(笑)の素人でもわかりやすい内容でした。

個人的にちょっと残念だったのが、曲の入れ替わりの際、力強い握手や背中をポンポンとするアクションが前回はあったのに、今回ほとんどなかったこと。女性が加わってちょっとやりにくく、その配慮から、男性から男性への交代の時にもやらなかったのかしら?なんて深読みしたのですが。
離れて見ているせいか表情まではわかりにくいので、そういったアクションが大変観客側を楽しませるように思いました。

「がんばれ日本」の副題のとおり、歌手の皆さんが客席にまで下りて全員合唱を盛り上げたり、それぞれ日本に対する想いを語ったりしてくれました。

このあといそいそと募金!
大変楽しかったのは最後の趣向でした♪ コンサート後の受付ホールで、歌手の方々が募金箱を持って募金活動をしてくださったのです。
いたってミーハーな我々は(笑)、声にはオトナですから出さないまでも「キャー!」という感じ(?)で心はずませ全員の歌手の方々のところへ・・・。お札がドンドン募金箱に入れられるのをオドロキの目で見ながらも、美声の持ち主へ近づけるのが大変うれしかったです。

調子にのって「シューちゃん!」とばかりに近づき募金。舞台で日本への思いを話してくれたので、思わず「日本語お上手ですね!」と語りかけたところ、「リューガクしてたからネ~!」とお返事してくれました。
また男性の中1人美しいドレスを着ていて、舞台映えされていたので木下さんに「ドレス素敵ですね~♪」と語りかけたところ「ビリビリになっているんですよ。踏まれてしまって。」とお茶目に答えてくれました♪
その後帰宅の電車の中は楽しかったこと。音楽の世界ではアジアは平和なんだな~!なんて歌手の方々を身近で見て思いました(笑)